今年観た映画ベストテン2020
新型コロナウイルス云々の影響もあり、今年映画館で観た映画は大幅に減って70本。ここ5~6年で断トツで少ない。
ただし、各配信サービスで観た2020年公開or配信開始の映画を合わせると110本にまで増えるので、この110本からベスト10を選んでみた。
10位 アンカット・ダイヤモンド
とにかく、変な映画。伏線回収などなく、唐突に訪れるラストはインパクト大。
口八丁手八丁だけで乗り切るクズ野郎をイキイキと演じるアダム・サンドラーが凄い。
9位 ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー
普通の人の5、6年を2日で駆け抜ける青春コメディ。プールのシーンが特に好き。
視野が狭かったのはあいつらなのか、自分なのか。タイトル通りスマートに見せている。
8位 もう終わりにしよう。
妄想の中ではいくらでも踊れる。これといった山場もないのに、なぜかずっと見ていたくなる。
7位 アンダードッグ 前編
静かに1人のボクサーの日常を見せる序盤からの自然な広がり方が好き。
前編はほぼほぼ勝地涼が演じる宮木の独壇場。あの状況で宮木に賭けたトレーナーを演じるロバート山本もアツい。
6位 WAVES/ウェイブス
この手の映画の「定番」から意図的に離した作りにトバされる。カニエの”I Am a God”かかるシーンは忘れられないな。
5位 佐々木、イン、マイマイン
佐々木!佐々木!佐々木!佐々木!
佐々木たちがいる学校は男子校じゃないのに、なぜか男子校を思い出す。
4位 エクストリーム・ジョブ
韓国映画も面白いのがたくさんあった1年だったけど、一番バカ笑いしたのはこれ。
3位 ジョジョ・ラビット
戦争シーンの魅せ方、人としての在り方、すべてをコメディから繋げるからこそ刺さる。
愛しかないラストシーンは強烈。
2位 アルプススタンドのはしの方
野球の様子が一切映らない野球映画。負け続けている我々に贈られているように感じる。
1位 サヨナラまでの30分
何より、1本の映画にできそうな青春のきらめきを1曲流す間に見せきるOPが凄い。完璧。
歌詞通り、「ただ全部を、抱きしめていたいと思った」映画。間違いなく。
今年は洋画が公開延期だらけでほとんど劇場で見られなかった分、邦画がすごく豊作だったなあと。
10本選ぶのにめちゃくちゃ迷ったので、泣く泣く落とした10作は以下。
↓
・パラサイト 半地下の家族
・初恋
・ハーフ・オブ・イット:面白いのはこれから
・グッド・ボーイズ
・はちどり
・僕が好きな女の子
・泣く子はいねぇが
・燃ゆる女の肖像
そして例年書いてるドラマ部門。
といっても意外と今年観てないのよね。『マンダロリアン』S2も『今際の国のアリス』S1も観ている途中なので、胸を張って言えないけども面白かったのはこの辺。
・愛の不時着(Netflix)
・梨泰院クラス(Netflix)
・MIU404(TBS)
・姉ちゃんの恋人(関西テレビ)
・ザ・ボーイズS2(Amazon Prime)
来年はもう少しドラマ観る時間を取りたいな。
もろもろ、いい年になりますように。